僕がグリーンカードを取ろうと決断した理由 No5 PERM / Labor Certification

弁護士と一緒に動き出してから今日までおよそ1年後。
Labor Certification(以下LC)の承認の通知が労働局から届いた。
次のステップである移民局への申請は、
いよいよ移民ビザ(グリーンカード)の申請と審査の
手続きになる。
そして、この手続きが始まった時点で
初めて僕はグリーンカードを申請中という
ステータスになる。
よくある間違いで、グリーンカード申請中に
滞在ビザが切れても大丈夫ということを
いわれるが、PERMの労働局審査中の期間と
移民局への申請書を提出するまでの待ち時間は
CG申請中とはいわないので注意が必要。
(I-94の期限が切れたら出国しなければならない)

LCが承認された日をプライオリティデート(以下PD)
このPDが移民局への申請の順番待ちの整理番号になる。
EB1,2,3のカテゴリー、国籍により待ち時間が
異なる。
Visa BulletinというWebサイトで確認が出来る

過去15年のEB3(China,Mexico,Philippine,India以外)の
Priority date (PD)から移民局への提出日の推移を調べてみた。
年々待ち時間が減ってきて、2007年頃に
一気に待ち時間が跳ね上がったのがわかるとおもう。
待ち時間2000日、約5年半。労働局の審査の200日を
引いたとして、移民局へ書類を提出するまで
5年待ちということになる。
この待ち時間はグリーカードの取得時間ではなく、
申請を受け付けてもらう順番待ちの時間に過ぎない。

ところが、僕の場合は2015のPDなのでグラフから
200日程度の待ち時間というのがわかる。
つまり、労働局が終わったらすぐに移民局へ行ける
というのは非常に幸運なことだった。
2007年に待ち時間が跳ね上がったのはサブプライムローン問題から
リーマンショックへ続く不況の影響もあるのかもしれない。

グラフはこのウェブサイトのデータをもとにまとめた。
このサイトはグリーンカードを実際に申請
している人たちが投稿したデータが
掲載されている。フィルター機能があるので
自分と似たようなケースではどのくらい
処理時間がかかるかとても参考になる。

一方、China、Mexico、Philippine、Indiaの人は
申請数がけた違いに多いので、その他の国と平等を
保つために、Visa Bulletinは別枠で処理される。
上記の国々の人々のEB3は10年待ち、20年待ちという
ケースもざらで、いつもかなり厳しい現実がある。

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