僕がグリーンカードを取ろうと決断した理由 No2 決断

選択肢
  • 辞令に粛々と従う
  • 最後まで抵抗して時間稼ぎ
  • アメリカに残る道を模索
  • 日本に帰って再就職?
翌日は事務所にはいかず、一人でスタバの
ソファーに座ってよく考えた。繰り返し繰り返し
各選択肢をシュミレーションした。
アメリカに残りたいことを、60日の期限で
会社を説得できるのか?
一切の抵抗やめて、何も考えずに紙に従うか?
40過ぎたおっさんの、日本での再就職…論外だった。
ここまでよくしてくれた会社への恩義...思考停止...
繰り返し繰り返し思考を続けた。
こんなに考えをめぐらせたのは久しぶりだ。
ほどよい雑音が意識を集中するのにちょうどよかった。

辞令という紙。
それはつまるところ会社のメンツだ。
たとえば上司(どんなに自分の味方だったとしても)
に相談したとしても、時間稼ぎが精一杯だろう。
覆すことは不可能な、無理ゲーのようなものだろう。
だから、上司には一切の考えを伝えることはしなかった。
チラ見した、ネット上のなんとか小町?とかいう
サイトでは素直に帰任するのが正しいとか、
駐在組は最後にジタバタするだの、
一度帰国して出直せだの
ネガティブな意見でいっぱいだった。
ありゃ、悩み相談というより
ネット版お昼のワイドショーだ。
僕は最後まで悪あがきする性格なので、
移民弁護士に相談してみることにした。
諦めなかったら何か手はあるはず...

弁護士によると、今のビザが切れるまで
にグリーンカードを取ることは可能である。
GCをサポートしてくれる雇用者と、
その際のかかる時間と諸経費、戦略等を
電話とメールでよく話し合った。

それから60日間、日本の会社に対しては帰任
に対してダラダラしたネゴを続け、
さらに時間稼ぎをした。
同時にアメリカ側でグリーンカードの準備の前の
準備を進めて、そしてついに2014年7/14、
一次帰国して23年間務めた会社を退社した。

ここからグリーンカード取得のための
第二ステージが始まった。

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