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移民という言葉がネガティブな響きを持つ件について

久しぶりにブログを更新しようと思う。 とはいえ、何を書こうかいまいち頭に浮かんでこない。グリーンカードが手元に届いたのは、2年前のオバマ政権の終わり大統領選が白熱してた頃。日本を出て25年、アメリカには15年住んでいるが、あの頃と今では明らかに何かが違う。それは自分がNon Residentから正式にResident,Immigrantになり、自分自身がアメリカや日本の移民問題の当事者となったことで、いろんなソースのニュース、SNSや日本、アメリカのテレビのニュースが、真偽含めて自分のことを言われている感覚なのである。今までだって正式なビザをもってたのだか、年に数回通過する際の空港のイミグレーションでの緊張感が今はもうない。今のところは。別に悪いことをしているわけでもないのに、あの緊張感は一体なんだったんだろうと思う。 アメリカ市民権を取った友達が、日本のイミグレを通る時に どんな感覚?と聞いてみたけど、うーん別になんの緊張感もないよって。そりゃそうだろうな。合法に移民をしていれば、それが当たり前の感覚だろうな。今はなんか、移民という言葉が、非常にネガティブな響きをもっているような気がしてならない。そのくせ海外移住という言葉はポジティブな響きがあるのは アメリカでも日本でも、だ。難民、不法滞在、短期労働、学生ビザ、永住権、これらを乱暴にひとまとめにして移民というのは違うんだけどなぁ。

アメリカンSpam電話

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一年前、転職に伴い仕事で使う携帯番号が変わった。 そのとたん間違い電話やセールスの電話が一日に何度もかかって くるようになった。 スパムメールも腹立たしいけど見なきゃいいだけなんだけど、 でも電話の場合は時と場所関係なく一方的にかかってくるので これは本当に迷惑だ。 この番号を使っていた前の持ち主は、クレジットローンやネット通販、 いろんなサイト等々に安易に自分の番号をまき散らしてたのだろうと思われる。 セールス電話の内容は、学生ローン、モーゲージ、 バッドクレジット、無料旅行にあたりました、過払い金相談… そんな内容ばっかり。この番号の前持ち主の暮らしぶりが見えてきそう。 僕の場合、まず知らない電話番号からかかってきたら ほぼそれはこの手の電話だと確信できる。 なぜなら、基本的に仕事でもプライベートでも 電話でコミュニケーションを取ることがないから、そもそも電話番号 は人にはあげてないし、電話にまず出ない。 電話で話をするのは仕事の内輪の間だけで急ぎの時だけ。 それすらも最近はSMSでやり取りすることが多くなった。 電話で話し出すと結論になかなかたどり着かず、グダグダ状態に陥るからだ。 iPhoneの電話のアイコンはだいぶ前から使わないので奥の見えないところに仕舞ってる。 今日かかってきた電話はIRS(税務局)から。 普通は渡米したばかりの人ならビビってしまうだろう。 実は相手は詐欺師なのに、一生懸命英語を聞き取ろうとするんだろう。 でも、IRSもDMV(陸運局)もそういった公共の部署は 本人に用があっても電話などしてこない。 だってまず会話しなければならないし、これってすごい手間。 それに相手が英語話すとも限らない。 最近はスパムの電話も人件費削減なのか、録音したものが流れて 何番に電話してこいとかいうのが増えた。 だから、そんな暇は「本物の」彼らにもあるわけない。 普通は手紙でテンプレに名前が入ったものを一方的に送り付けてくる。 文句があれば電話して来い。番号はこれ。みたいな感じ だから、IRSであろうと、ホワイトハウスであろうと、 いきなりあなたに電話してくることはない! いったいこんなアホみたいなスパム電話の回線使用率は 全米の回線の何割を占めるんだろうか? スパム業者もこんなこと...

金曜の昼下がり、Dobbyを連れて道草食う

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サンディエゴの方まで仕事に行った帰り道。 太平洋をなぞるようにハイウェイI-5は北へ向かう。 雨振りばかりの冬の南カリフォルニアで、久しぶりに からっと晴れた昼下がり。 I-5を適当に外れて浜辺で道草を食ってみた。 岩に腰かけて、 ただぼんやりと、よせては返す波を見つめて あっという間に時間は過ぎる。 それを受け入れてくれる冬の海のやさしさ。 オーシャンサイドビーチ サンオノフレビーチ と寄り道していくうちに日も沈んできた。 サンクレメントビーチで Droneを飛ばしてみると、 水面に映る夕日がきれいだった。 たまにはこんな道草もいいね。

今気が付いたけど、Beatsのマークって…

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これはBeatsのヘッドフォンのソフトケース。 なんかこれ、このマーク、昔から見たことあるんだよね。 ほんと生まれて間もない時から。 どこだったっけなぁ? そしてこの前実家に帰ったときにわかった。 新潟県田上町マーク Beatsに先駆けること40年。 うちの田舎の町のマークをデザインした人、すげぇ。 90度角度が違うけど…

Dobby 手のひらサイズのドローンがやってきた。

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ついにドローンに手をだしてしまった。 これ。 Youtubeとかの空撮ものを見てて、ずっとほしかったんだけど しっかり空撮しようと思うと、二つの大きな壁にぶち当たった。 カメラ付きはピンからキリまであるけど、 動画は最低でも720P、静止画でも3Mは欲しかった。 ところが、手ごろなドローンはペイロード(最大積載量)が低く Goproどころか、内蔵カメラも一昔前のトイカメラしか ついていない。別にラジコンヘリで楽しむわけじゃないので ここのポイントは譲れなかった。 ある程度のペイロードがあると、こんどはドローンが大きい 面倒な規制にも引っかかる。何より値段が高い。 この二つが二の足を踏んでた理由。 あらためてこのドローン、羽が折り畳み式になっていて 大きさもマジックマウスよりもちょっと大きいくらい。バッテリーつけて 200g以内なので、登録も不要。 カメラ性能も静止画5M、動画もきれいなのが撮れる。 しかもGPS、超音波センサー、地面用カメラを備えていて 迷子や墜落にも対処できる。 この上、Best Buyのクリスマスセールで350ドルときた。 手を出さずにはいられないでしょう。

今年最後の出張テネシー州

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たぶん今年最後になるであろう 出張先は テネシー州。 iphoneのGaragebandでそれっぽいBGM作ってみた。 ナッシュヴィルまで飛んでそこから州のほぼ 真ん中までレンタカーで移動。 ディープなアメリカの田舎街、テネシーは 州の真ん中で中部と東部時間の境がある。 Cookevilleという街が中部時間帯の境界線 らしく、携帯が拾う電波塔によっては 一時間進んだり戻ったりして困る。 設定を手動で中部時間帯にセットした。   ナッシュヴィルから車で2時間あまり奥地に 入るとほとんど白人と少しの黒人しかいない。 ここら辺まで来ると、おそらく民主党支持すると家族から気でも狂ったのか?と いわれるんだろうか? それで思い出すのは、僕の子供時代の 新潟の田舎町、農家の家々には田中角栄の 写真が飾ってあり、田中先生とよばれていた。 ちょうどロッキード事件の時、田中角栄は 刑務所に入るの?と親に聞いたら そんなことを口に出してはいけない! そんな風にものすごい剣幕で怒られた記憶が 鮮明に残ってる。   朝ホテルから出ると氷点下6度。 車が真っ白になってた。 Clacker barrel レストランでパンケーキセット を注文。 いろんな店のパンケーキを試したがここのが 一番もちもちしてて美味しい。 このお店チェーン店で、西はアリゾナ州まで 出張すると、一回は朝ごはんをここでとる ことにしている。 晩御飯の最後の日は一人ステーキ。 12oz (340g) Ribeye   無事仕事も終わり、LAに帰る飛行機で 朝っぱらからジントニック。   今回はGPSロガーが飛行機で使えるか実験。 なんと上空では信号がほとんど拾えてない。 ログから離陸直後に信号ロストしたようだ。 移動が早いからなのか、高度が高すぎて 受信のチューニングがあわないのか? ともかく信号を頑張って探そうとして 電池の消耗も激しいようだ。 実験失敗。帰ったらググってみるか。

San Clemente beach, California ビーチへ行くなら早朝がおすすめ

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ここ1年ほど 毎週末の早朝は近くの海へ行く。 海岸を走るのも気持ちいいし、ウェットスーツ なら秋くらいまでは泳いでもいい。 今住んでいるところからは、 ニューポートビーチから ラグナ、今回初めて来たサンクレメンテビーチ あたりが車で20分圏内。 同じ海岸線のビーチ だが それぞれに雰囲気が全然違う 。 10年前に夏場に一度ラグナビーチ行ったとき たった15分でいける距離が、大渋滞と 駐車場を探すのも含めて2時間かかってしまい これでいやになって 以来、 せっかく近くに住んでいながら ほとんど海には 縁がなかった。 数年前前の会社辞めて少し暇だったときに 早朝 海に行ってみたら、夏場でも 渋滞もなく駐車場ガラガラで 余裕というのに気がついた。 海水が冷たいのを少し我慢すれば、 なるほど朝一時間ほどひと泳ぎしてから 出勤するって話もまんざら出来ない こともない。 人もまばらな海は開放感が違う。 もっと早くに気づいていればよかったと思う。 普段行くニューポートビーチの隣、 小さなコロナデルマーは、トライアスロンや ランニングの人々ばかり、 このサンクレメンテは 長い海岸線にサーファーが多かった。 自転車にサーフボードくくりつけて きてそのまま海へ繰り出す人、 汽車からサーフボード抱えて降りる人、 Metro linkの停車駅になってるので、 踏切を渡るとすぐに目の前は太平洋のみ。 沖でサーフボードの上で波を待つサーファー。 年配のおじさんはスタンドアップパドル (サーフボードに立ってパドルで掻くスタイルのサーフィン) に乗ってさらに沖まで漕いでいった。 あれなら僕にも出来そうだ。