移民という言葉がネガティブな響きを持つ件について
久しぶりにブログを更新しようと思う。
とはいえ、何を書こうかいまいち頭に浮かんでこない。グリーンカードが手元に届いたのは、2年前のオバマ政権の終わり大統領選が白熱してた頃。日本を出て25年、アメリカには15年住んでいるが、あの頃と今では明らかに何かが違う。それは自分がNon Residentから正式にResident,Immigrantになり、自分自身がアメリカや日本の移民問題の当事者となったことで、いろんなソースのニュース、SNSや日本、アメリカのテレビのニュースが、真偽含めて自分のことを言われている感覚なのである。今までだって正式なビザをもってたのだか、年に数回通過する際の空港のイミグレーションでの緊張感が今はもうない。今のところは。別に悪いことをしているわけでもないのに、あの緊張感は一体なんだったんだろうと思う。
アメリカ市民権を取った友達が、日本のイミグレを通る時に
どんな感覚?と聞いてみたけど、うーん別になんの緊張感もないよって。そりゃそうだろうな。合法に移民をしていれば、それが当たり前の感覚だろうな。今はなんか、移民という言葉が、非常にネガティブな響きをもっているような気がしてならない。そのくせ海外移住という言葉はポジティブな響きがあるのはアメリカでも日本でも、だ。難民、不法滞在、短期労働、学生ビザ、永住権、これらを乱暴にひとまとめにして移民というのは違うんだけどなぁ。
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