僕がグリーンカードを取ろうと決断した理由 No4 工業高校卒でもGCは取れる

グリーンカードを申請するには大まかにこの三方法
  • Green Card Through Family
  • Green Card Through a Job
  • Green Card Through Refugee or Asylee Status
アメリカ人と結婚、ファミリーベース
アメリカの会社がサポート、雇用ベース
その次は、難民や亡命

これ以外の方法として、
年に一回の抽選に当たる、くじ。
沢山のお金を払って(投資)アメリカ人も雇って起業すること。
前者は天賦運否。後者はお金持ち向け。
ただしこの二つは、時限立法なので大統領が代わる際に
いつか無くなる可能性がある。

雇用者ベースの申請にはさらに
EB1,EB2,EB3と分かれていて、数字が小さいほど
優先的に処理される。
アメリカ人と雇用を奪いあわないような
高いポスト、特殊技能者に対し雇用者が申請サポートする
という方法。

EB1はスポーツ選手や学者など卓越した能力の人向け。
EB2は、多国籍企業の部長クラスとか、管理職向け。
申請するのには対象になるにはハードルは高いが、
優先的に審査してもらえるのでグリーンカード取得は
一年以内にとれたりする。

一方、僕の最終学歴は工業高校卒業で、産業機械の
熟練技術者だ。僕のようなケースはEB3のSkiled workerという
申請となる。このカテゴリーは本当に時間がかかる。
以下にそのタイムラインを説明する。

1.アメリカ人と雇用を奪い合わないポストを
 雇用者が用意する。
 なぜ外国人をそのポストに充てなければならないか
 なぜアメリカ人でなければだめなのか?という理由が必要。
 職人や技術者などは比較的労働局の承認を得やすい。

2.地方紙に最低二週間求人広告を出す。(雇用者が負担する)

3.約6ケ月間雇用者が求人活動をする。もちろん面接も
 普通に行う。

4.無事に?求人期間が終わり、
 そのポスト対してアメリカ人に能力がマッチし
 なかったことをJOB POSTINGというレポートにまとめ、
 雇用者(弁護士が代行)が労働局に申請する。
 これをPERMまたはLabor Certification (労働認定書申請)
 このステップは、2015から2016 年現在で、
 平均200日程度かかっている。
 このPERMの申請をした日をPriority date (PD)といい、次の  
 移民局の申請の受付の整理番号になる。

 PERM tracker
 
 このウェブサイトで、現在何番のPDの書類が処理されて
 いるか職種は?会社名は?給料は、国籍は?すべて
 オープンにされる。

実際に弁護士が動き出して、Labor certification(LC)が
承認されるまでに 6ケ月+200日= 約一年の時間を
要した。
この時点でやっと「グリーンカードを申請できる順番待ち」
の列の最後尾に並ぶ権利を得たということになる。

ちなみにEB1と一部EB2カテゴリーはこの労働局のLC手続きを
ショートカットして移民局へグリーンカードを直接
申請できるのでカード取得が1年程度でもらえる人が多い。

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