2年ぶりの一時帰国、開かずの踏切

グリーンカードの問題がやっと片付いたので
2年ぶりに日本に帰ってみた。
アメリカはサンクスギビングで
ホリデーウィークだが、日本では冬の少し手前
の普段通りの秋。
地元の地方空港からサンフランシスコ国際空港
を経由して成田へ。



東京は肌寒く曇り時々雨。常に車が身近にある
アメリカ生活と違い
自分の足で歩かなければ何も始まらない東京。
成田空港ですでに手荷物の大半を宅配で送り出
して身軽ではあったけど
ジョギング以外であんなに歩数カウントしたの
は久しぶりだった。
ホテルは品川駅近くのビジネスホテルを予約し
ておいた。
駅から歩いて15分離れてたけどコンビニも隣に
あって不便はなかった。
ところが、次ぎの朝チェックアウトして再び
品川駅に戻る時、踏切に引っかかってしまった。
右から、左から一本ずつ違う会社の私鉄が
目の前を通り過ぎた。数分待っても
左右から特急だの各駅だの、回送電車だのが次々と
ひっきりなく入ってきて
まったく切りがない。
そのうち、時々踏切内が少しだけ空く
タイミングで遮断機をくぐって渡ってしまう人
が出てきた。
その度に通常の遮断機の音(コンコン)にかぶせて
警告音(ビ〜!)が鳴り響きわたるなかで
待ちきれない人がくぐりぬけていくので
警告音も切れ間なく続く。
まさにカオス状態。
電車は踏切前後で大渋滞しているらしく
20分この状態が続いている。
引き返して遠回りして別の道から
行く人、隙をみて渡ってしまう人、会社に電話
をかける人、インスタグラムする人....
これが噂に聞く東京に数ある
「開かずの踏み切り」の一つだった。
結局、やっと遮断機が上がったのは30分後だった。
ほっとして踏切渡って少し歩いていたら
またさっきの踏切が後ろで鳴り響いた。
これは何か悪い冗談なのだろうか?
東京オリンピックの時、こういうの
大丈夫なんだろうか?と余計な心配をしてしまう。

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