São Paulo,Brazil. その1

今回は、この前サンパウロへ出張した時のことを書こうと思う。
現在ブラジルへはロサンゼルスからの直行便がないので、
マイアミかニューヨーク乗り換えになる。
ちなみにこのニューヨーク経由のアメリカン航空はかの有名な
魔のバミューダトライアングル上空を飛ぶことになる。
あとはパナマを経由するCopaパナマ航空。
LAからだと最短距離を結ぶようにみえるが、
実際は、NYやマイアミを経由とそんなに変わらない。
そこが平面地図だと、だまし絵のようにとても遠回りの
損した気分にさせられるのだ。
さて、今回は自身始めてのLAN航空ペルーのリマ経由のサンパウロ。
6500マイル。LAー成田間の5000マイルを軽く通り過ぎる。
そういう意味で、南米がUSAの裏庭というのであれば、東アジアも
軽く裏庭に入ってしまう距離である。
 
#LAN航空
このLAN航空はチリを拠点とし、南米を中心に飛行機を飛ばしている。
いつもLAX(ロサンゼルス国際空港)でよく見かける飛行機ではあるが、
自分にとって長らく乗る機会がまったくなかった、謎航空なのであった。
初めて乗る飛行機はいつもワクワクさせられるのだ。
 
午後12時LAXを出てリマまで9時間のフライト。距離は日本へ行くのと
だいたい同じ。乗り換えて更に5時間でやっとサンパウロ。
同じアメリカ大陸でもブラジルは果てしなく遠い。
#機内食、リマまでの昼食、晩飯、夜食
エコノミーで機内食を期待する方が失礼ではあるが、ローカル色
のない無難系なこんな感じ。ファーストクラスでは変わったもの
食わしてくれるんだろうなぁと
ビールだけはペルーの地ビールのクスカーニャ。スペイン語で語尾に
「ニャ」がつくと日本語でいう「ちゃん」というニュアンスなので、
クスコちゃんビールという感じだろうか。
ちなみにクスコというのは世界遺産のインカ時代の古都。
#エコノミーシート
最新式の機体なのか、エコノミーシートにも100V電源がついて
いるのは嬉しい。長時間のフライトで現地ついたら、スマホの
電池切れというのはきつい。
 
キャビンアテンダントを呼ぶのも、デスクライトをつけるのも
全て液晶画面で行う。あんまり操作性良くないし、映画をいちいち
中断しなければならないのが×。謎のUSBポートあり。
 
#機内映画
機内の映画もハリウッド系だけではなく、ラテン系の映画も
あり、以外にこれが面白かったりする。
これはChinese Take-away(中華お持ち帰り弁当)
実話を元にしたアルゼンチンの映画。
偏屈な金物屋の主人のところに、叔父を頼ってアルゼンチンに来た
言葉が全くわからない中国人の若者が転がり込んできて、
一緒に(いやいやながら)叔父を探すというストーリー。非常に迷惑そうな
金物屋と、子猫のようにしおらしい中国の若者。セリフは全編スペイン語
と中国語、字幕は英語だけ。必死に追い出そうとする金物屋と追い出さ
れまいとする若者の掛け引きがとても可笑しい。
 
リマについたのは午前0時。LAから三時間時差があるので午後9時。
ここで乗り換えてサンパウロ行き、更に5時間のフライト。
 
ところが死ぬほど眠かったので、この五時間のフライトは寝てる間に
いつの間にかサンパウロに到着してた。
時差も5時間。それでもやっぱりブラジルは遠い。
 
今回の出張先はサンパウロから更にタクシーで2時間。
サンパウロ市街を通り抜ける途中で。
このBrasilというトラックが走っているレーン、
スポットライトと観客席が道の両脇にあるのがみえるだろうか?
ここは二月のサンバカーニバルの会場なのだそうだ。
普段は高速道路。
 
続く....
 

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