Viaje a Ciudad de méxico

太陽と荒野、生と死、情熱のメキシコ
高コントラストのラテンの大地
そして首都、メキシコシティー

ここに住む人はただ、Mexico(メヒコ)とよぶ
かつて湖上にあったアステカ帝国の首都を
スペインからの征服者が埋め立てて
ヨーロッパ風に新たに築かれた、
ラテンアメリカの経済の中心である。























タコレストランはTaqueria (タキーラ)


さてこのメキシコでの国民食といっていい
「Taco」
(タコスのスというのは複数形)
とうもろこしを練って薄く伸ばして焼いた
生地、トルティーリャ、
これで何か具材を巻けばタコになる。
ちょうど日本の手巻き寿司??
いやそれより日本のご飯でおかずを
巻いているような感じに近いかも。

このトルティーリャはカリカリに揚げた
トトポスをビールのスナックにもいい。
ただ筒状に巻いて、サルサ(トマト、
にんにく、玉ねぎ、シラントロで作った
ソース)につけただけでさっさと食べてもよし、
逆に高級ステーキハウスにも肉を巻く
ために必ず出てくる。
メキシコ人にとってはアジア人のご飯
に近いと思う。

メキシコではこのトルティーリャ生地は
アツアツでないとだめだという
絶対のこだわりがある。食事中に、
ストックされた生地が冷めてしまったら
必ず温め直させる。
口の悪い人は、冷めたのを平気で食べるのは
グリンゴ(アメリカ人)だけだ...と

アメリカにもメキシカンレストランは多いが、
こちらはいわゆるテキサス州発祥
テクス-メクスというメキシコ風アメリカ料理
である。ブリトーはその代表料理。

これから紹介するのは、メキシコのタコ。

最初の一皿は、なんの変哲もないタコ、
オーソドックスな牛肉入りだが、
肉が生前は闘牛士と死闘の末に敗れた
正真正銘のBullのもの。































店にはその闘牛の頭部の剥製と
闘牛士の名前、闘牛のデータが
誇らしげに飾られている。

本場スペインでもメキシコでも
闘牛で死んだ牛の肉は市場で解体され
肉屋やレストランで売買され、もれなく
人間様の胃袋においしく収まる。

メキシコのタコは、せいぜい直径10cm
8cmとアメリカのものに比べ小振りなの
が特徴。そこに具を入れたものが出てくる。
好みに応じてオニオン、シラントロ、
サルサソースワカモレ、ハラペニョ
(唐辛子)をトッピングして、二つ織りに
して、肉汁がこぼれないように端を
ちょっとつまむ、これが正しい食べ方。
小振りなので、二口ほどで食べれてしまう
だから色々な種類の具のタコを
楽しむことができる。注文の仕方も
ちょうど寿司を注文するのに似ている。

ここがチキンと牛、豚の三種類しかなく
チーズまみれのハンバーガーのような
テックスメックスのタコとの一番の違い。





これは牛タンのタコ。焼肉のタンと違い、
かなり肉厚というかぶつ切りで
元の姿が容易に想像できるほど。
食感もよく、ジューシーでうまい。




これはなんでしょうか?
正直なところ豚のラードを食べてるみたいで
サルサをたくさんかけないと食べれなかった。
Taco de ojo (牛の眼球のタコ!!)
同じような食感で牛の角の中の髄、
(BSE危険部位)これもはっきりいってまずい。

今回は売り切れだったけど、カルニータ
豚のふくらはきのタコは本当にうまい。

はっきりいって「メキシコの」タコにタブーはない。
現地人に連れて行ってもらえば、
いろいろな部位のタコを食べることが出来る。
食のチャレンジャー、エクスプローラーは
チャンスがあれば是非トライしていただ
きたい。


空港の近くの路地には、ジャカランダがもう
咲いている!
LAは5月くらいにならないと咲かないが
メキシコシティーは大分南だからなのか?


帰りの飛行機の食事。
左の生ハム(Jamon serrano)
とチーズはうまかったな。



Hasta Luego Gente!!

みなさんそれじゃまた!


Comments

Popular posts from this blog

EarthとSpamの発音には十分ご注意を

LA郊外の通勤鉄道、メトロリンクTustin駅

日本人の口にも合うものは、世界中で通用するのか?