Playbook...それは赤んぼうのようなガジェット

今日は日本でipad2の発売日だそうで、
ツイッター上でもその話題で溢れている。
たぶんいつものように大行列なのだろう。
アメリカでは少し前から電気屋で売ってて
いまいちそれがipad2とは気がつかな
かったが、やっぱり売れてるんだろうな。
飛行機にのるとみんなipadらしきもので
遊んでるから。
アメリカでいうと、携帯は確かに
アンドロイドユーザーが増えてきたけど
タブレットで言うと圧倒的にipadだ。

さて、前置きはここまでにして、この
ガジェット。2週間前会社から帰宅したら
机に置いてあった。
ipadでもギャラクシータブでもない
第三の男、いやタブレット
その名もPlaybook.
日本ではほとんど知名度がないが、
アメリカでもほとんど知名度なしだが
その実態は、カナダRIM社の
Blackberryのタブレット版なのだ。

私が前からぶつぶついってたのを聞いて
嫁さんがプリオーダーして買ってきた
らしい。まったくのサプライズ。
心の準備が出来てなかった。(実は少し
ipad2に心が傾きかけていた)
このタブレット、はっきりいって2つの
意味ですごい。
1つ目は、ipadやAndoroidタブ、
HP web OS(日本未発表)の、とにかく
いいとこ取りの素晴らしいOSと
スムーズな操作性と動作。
フラッシュ完全対応で、PCとほぼ同様の
ブラウジングが出来る。
ipadの画面が古くさく見えてしまうほど。

しかし!もうひとつ驚かされるのが
かってすぐ使えるアプリが電卓とか
天気予報。ネットブラウザだけ!
メールやTwitterのアイコンもあるが
ただGmailやツイッターのサイトに
つながるだけ。
つまり、WiFiがないと電卓かカメラ
しかできないという恐ろしくネット
依存のタブレットだ。メモ帳すらない。

箱を開けると、Playbook本体
電源アダプタ、USBケーブルと
袋。これだけ。
基本的使い方を書いた一枚でもない。
ボタンは、電源と音量のみ。
なんとも不親切というか、買う前に
使い方予習しとけというか、
こんなのいままであり?!
(確かに、Playbookのサイトにいくと
操作方法をビデオで説明してくれる)

まず電源を入れると、いきなり
ファームフェアのアップデートから
スタート。
(この時点でWiFiが準備できてなったら
 ゲームオーバー?.....そんなのあり?...)

昔、祖父が生きてた頃、ワープロに
取説が何冊もついてて、丁寧に説明
があるのに、日本語がおかしいとか
文法がまちがえておるだとか
いちいちケチつけて、中々読み進めない
のを思い出した。
いまこのPlaybookの買う前に予習しとけ
的態度をみたらなんというだろう?

このPlaybook、RIM社が不親切なので
はなく、ipad2に対抗して、まだ未完成の
まま発売したってのが本当のところ。
アメリカのBlackberryユーザーが
ここを改善しろとか、こんなアプリ作れと
か、ネットでRIM社へどんどんリクエスト
している。
夏ごろには大分アップデートされ、
実用できるようになるだろう。
今は日本語表示ができるが、打ち込みが
できない状態なので、もっぱらブラウザー
専用機として使ってる。
日本で未発売なので、アップデートなどの
情報はもっぱら crackberry.com から
ipadが買ってすぐ使える「大人」とすると
Playbookは「あかんぼう」のようなもので
ユーザーとメーカーが苦労して
育てていくようなものなのである。
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