シカゴの大渋滞を抜けてミシガングランドラピッドへ

今回の出張はミシガン州グランドラピッズ
シカゴオヘア空港でテキサスのエンジニア
と合流し、車でミシガン湖対岸へ4時間。
シカゴの渋滞は、湖でどんつきの
ダウンタウンへすべての交通がピークに
なる。これを越えても、イリノイ、
インディアナ、ミシガン州の交差する
トライステートエリアでまだまだ渋滞。
いついってもなにがしか工事している
ハイウェーがこれに拍車をかける。
LAもひどいけど、シカゴの場合は
ミシガン湖で陸が分断されているから
抜け道とか、迂回路とかがない。
地政学的に渋滞するような地形なのだ。
もう一本50マイルくらい南に湖を
大回りするようなバイパスつくって、
ダウンタウン迂回すればいいのにと思う。

さて、インディアナ州に入ると鉄の街Gary
(マイケルジャクソンの生地)、しばらく
走るとミシガン州になる。
同州では重量物運搬に関する厳しい
法律があって、道路の保護のため
トラックのタイヤの数を片側10本とか
重量によって増やさないといけない。
最初見たときは結構圧巻。
ミシガン湖側は、北欧とかオランダか
らの移民が作った街が多く、地名、人々の顔つきや名字なんかでそんな雰囲気が
感じられる。

もう4月になろうとしてるのに、-6℃!
テキサスから来たエンジニアも僕も
油断してジャケット持ってこず。
特に彼は、肥満の手術(胃のバイパスして
食べられなくなって痩せる)してから
100Kgくらい痩せたので、脂肪と言う
上着がないので、かわいそうなくらい
寒がってた。
(そんなに痩せてもたぶん100Kgくらい)
そんな小錦体型の彼であるが、
元(大分)サブマリン乗りの核ミサイルの
メンテ担当。
100人くらいのクルーと一緒に、彼は
核ミサイルとエンジンである原子炉
と一緒に半年間海の中で過ごすのだそう。
原潜の原子炉もストックした真水を
沸騰させてタービンで発電と言う軽水炉
方式。真水のストックルームが何層もあり
もし真水が不足しても海水から真水を
作り出すこともできる。
水がなくなるとGame overとなるのは
原発と同じ。
原子炉の安全対策は、原発よりもさらに
何十もバックアップ対策がとられている。
なにしろ軍事機密の塊なので、
敵国に見つかって、回収されてしまったら
外交問題になるは技術漏洩になるはの
大問題。
原子炉が異常になっても、乗り捨てるのは
ほんとうに最後の手段。
まずは原子炉を緊急停止して、
バックアップ電源でなんとかするんだ
そうです。
あとは、核弾頭は握りこぶしくらいの
大きさでものすごく重い(プルトニウムの
比重は約20、鉄は約8)、起爆装置が
おおっているから、バスケットボール
大で20Kから30Kg。潜水艦の中、
やることないから、それをだしたり
入れたりするんだとか。
(絶対嘘だ!)

おっとここで電話。
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